作文や小論文の学習を始める前に、まず理解してほしいことがあります。それは・・・
「高校入試の採点基準」です。
採点基準を理解せずに作文や小論文を書くのは、ゴールの場所を知らないのに走り始めるのと同じだと考えてください。
「どのように書けば合格できるのか」「どこを評価されるのか」が分からなければ、作文や小論文を書くのは、とても不安に感じますよね。
何を目的に書けばいいのか分からないのですから、あなたが不安に思うのは当然の話だと思います。高校入試本番で「ボランティア活動」についてのテーマが出題され「ボランティアについての思いをすべて伝えられた!」と感じても低い得点しかとれない場合があります。「良く書けた!」と思っても、それはあくまでも自己採点ですからね。
そうならないように「高校入試の採点基準」を把握しておきたいのですが、避けて通れない問題があります。
その問題とは・・・
原則、高校入試の採点基準は公表されていないということです。
しかし、不安に感じることはありませんよ。なぜなら、作文小論文専門学院の通信教育講座では「高校入試の採点基準」を理解しているからです。どのような評価方法なのか、採点官の先生から説明いただいた経験があるのです。
作文小論文専門学院の添削講座では、8つのポイントを設定し評価しています。
※8つのポイントを5段階(A・B・C・D・E)で採点します。
「5段階の得点」
※A(4点)・B(3点)・C(2点)・D(1点)・E(0点)となります。
8項目の5段階の得点を合計し、総合評価を決定しています。
【総合評価】
30点以上(A評価)
26点以上(B評価)
18点以上(C評価)
10点以上(D評価)
9点以下 (E評価)
どの部分が得意でどの部分が弱点なのか、8つの項目の評価を見ればすぐに分かるようになっています。例えば、2と3の項目が弱点なら、その点を重点的に意識して取り組めばいいのです。そうすれば、効率の良い、作文・小論文学習ができますよね。